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福島第一原発事故 汚染水10万トン超・過小認識

福島第一原子力発電所
・1号機について、炉心注水量を約10m3/hから約6m3/hに変更(5月17日11:50)
・3号機のタービン建屋地下の溜まり水を集中廃棄物処理施設へ移送開始(5月17日18:04)
・4号機の使用済燃料プールについて、コンクリートポンプ車(62m級)により淡水(約120t)を放水(5月17日16:14~20:06)(16:40~18:35にヒドラジン約0.6m3を併せて注入)
・6号機のタービン建屋地下の溜まり水(約80 m3)を仮設タンクへ移送(5月17日10:00~14:00)
・放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を野球場、協力企業ヤード及び管理型産廃処理場周辺の約6,550㎡の範囲に作業員が本格的に散布(5月17日10:30~14:00)
・リモートコントロール重機によるがれき(コンテナ6個分)を撤去(5月17日9:00~16:00)


東電は18日、福島第一原子力発電所の1~6号機にたまった汚染水の総量が推定で9万8500トンに上ると発表した。
集中廃棄物処理施設に移送済みの分が9400トンあり、汚染水の総量は10万トンを超えたことになる。
現在も1日平均約500トンの注水がしている。
3号機は温度を下げるために、原子炉に毎時18トンを注入、日に432トンである。
4号機は1日置きに100-200トン延べ約4000トン程だ。
1号機と2号機は毎時10トンほど日に480
1-3号機の燃料棒プールに各日に30-100トン注水している。
平均500トンは最小で約1000トンの日も有るだろう。
何でも過小に観る。

1号機など水棺の予定で1ヶ月近く水漏れを認識是ず1万トンからの注水をした。
7600トンの原子炉格納容器に2割程度1500トンしか残らず、原子炉建屋地下には3000トン程で他に6000トン位がタービン建屋にトレンチなどへ流れた。

東電は1〜4号機の汚染水は計8万7500トンから、計8万4700トンに下方修正された。
2号機が2万5000トンで最も多く、3号機2万2000トン、4号機2万トン、1号機は1万7700トン。
津波の海水などが主体の低濃度汚染水がたまる5、6号機はそれぞれ300トン、1万3500トンだった。

電源確保による安定循環システムで5号機42.8度、6号機31.5度だ。

タービン建屋は津波で浸水作業員が溺れ死んだ。トレンチも浸水している。
集中廃棄物処理施設の低濃度汚染水を、海に投棄したのは津波による浸水の9070トンの量だ。

2号機建屋内に4名が14分入る。被曝量は3.33-4.27シーベルト
2号機燃料棒プールの空冷循環システムを建設して温度を下げ建屋の湿度を下げる。

東電にも政府野の発言にも意図があり、情報に不信がある。
具体性の無い工程表。
唐突なメトロダウンの報告は隠しきれない情報の開示時期と工程表を重ねる。

使い切れないロボット調査と作業ロボット。
by IDtaka3 | 2011-05-19 03:10
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