環境省は22日、東電福島第一原発事故の警戒区域で放射能を帯びた廃棄物を処理するための事前調査を実施した。
事務次官は「比較的低い放射線量だった。8月下旬には(本格的な)調査、測定に入りたい」 事前調査では、第一原発から約7キロ北の福島県浪江町請戸と、第二原発から約8キロ南の楢葉町山田浜に残るがれきや木くずなどで放射線量を測定。 最高でも毎時0.79マイクロシーベルトで、 次官は「作業環境に十分留意すれば、警戒区域外の廃棄物と同様の処理が可能ではないか」 8月10日に専門家による検討会を開き、警戒区域でのがれき処理の方針について話し合う。 環境省は原発事故報道が少なく、文科省・経産省・厚労省・農林水産省などが汚染問題に関わるが環境省の調査、測定して、汚染廃棄物処理問題に関わる。 他の省庁と重複するが環境省の存在意義が問われるには余りにも動きが遅い。 原発事故から4ヵ月半ほどにもなり、更に調査がこれから1ヶ月先の話だ。 調査事態がどれ程の期間を要してそのデーターの分析で廃棄物処理の方向性を決める。汚染廃棄物は他県が受けな問題に、安全処理の基準を示す。福島県の被災処理施設の限界が、処理の遅れを招いている。 菅政権の官僚の動きが遅い、環境省など原子力事故対策に対応出来ない典型的な動きだ。 働かない行政官僚機構の構図は民主党の掲げる政治主導だが、菅政権は際立って対立姿勢で機能していない。 東電福島第1原発3、4号機などへの電力供給が、22日に一時停止した問題で、東電は23日、回路の遮断機(ブレーカー)が作動する設定値を、正しい値より大幅に低く設定していたことが原因だった。 遮断機の設定値が210アンペアと、正しい値(672アンペア)に比べて約3分の1に設定されていた。 凡そ電力会社が原子力発電所の電源喪失で重大事故を起こた。事故原因が電源切断に起因する事の重大な危機感に欠ける。電源設定の初歩的ミスで回路が遮断電源が落ちる。 スキルが足りない人材不足なのかミスが更なる重大事故に繫がる危険性は否定できない。 原子炉メルドダウンの状況は不確かな現状では何が起きても不思議ではない。 東電は明確に原子炉の燃料の状況を直接把握する努力をしていない。 メルトダウンした燃料は不確かな不安定な存在で危機がどの方向に向かうかは計り知れない。 危機意識が低下している。作業が多義に拡散してグループ事に各所で動いている。作業点検に被曝管理の困難な環境下であれば、ミスを防ぐ慎重さが求められる。 当初からの管理体制に問題があり、未だに改善されない基本的ミスを防げない。
by idtaka3
| 2011-07-24 02:10
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