東電福島第一原子力発電所
・1号機について、無人ヘリコプターによる原子炉建屋上空のダストサンプリングを実施(7月24日4:28~5:57) ・1号機の原子炉注水量が3.3m3/hまで低下したため、3.8m3/hに調整(7月24日11:10) ・4号機の機器仮置きプール(DSP)へ水張り(7月24日10:37~15:20) ・6号機のタービン建屋地下の溜まり水を仮設タンクへ移送(7月23日11:00~18:00、7月24日11:00~) ・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ4個分)を撤去(7月23日8:45~16:00) ・バッファタンクへろ過水タンクから補給(7月22日17:00~7月23日11:04) ・夜の森線2回線復旧工事のため、水処理装置を一時停止(7月23日8:45~15:26)。その後、定常流量に到達(同日16:27) ・雑個体廃棄物減容処理建屋からプロセス主建屋へ滞留水を移送(7月23日14:15~19:00) ・処理水一時貯槽からバッファタンクへ処理水を移送(7月23日18:10~19:27、7月24日11:27~) ・水処理装置のベッセルを交換(水処理装置の停止なし)(7月24日12:30~) 東電は20日、福島第1原発1号機の原子炉圧力容器底部の温度が、同日午前5時に98・9度にまで下がった。圧力容器底部の温度が100度以下になったのは、汚染水を浄化して冷却水として使用する「循環注水冷却」が稼働し、1、2、3号機で安定的な冷却が実現して以降では初めて。 東電は温度計の精度に確信が無いことを認めている。概ね近い数値との認識である。 2-3号機の原子炉もある。燃料貯蔵プールは1-6号機まと他貯蔵プールがある。温度的には30度台で安定はしている。燃料プールの燃料回収が3年先の予定だ。 原子炉建屋周辺の汚染水を移動して、其処から汚染水を除染システムプラントで処理する。 原子炉建屋から流れ出る汚染水の全体水位が連動している変化が何処まで把握している。 トレンチ・タービン建屋から移動して水位が多少低下するが、原子炉建屋から注水中の汚染水の流入が僅かながらあるはずだ。 原子炉圧力容器と原子炉格納容器の底部にメルトダウンした原子燃料が有るはずだが、原子炉建屋地下に溜まる汚染水の水位が低下して露出してはまた温度が上昇する。 原子炉燃料の位置を把握する事が重要だ。最上部と最下部もだ、何処まで燃料は落下しているか、原子炉建屋床コンクリートを破壊更に穴を開けていないか不明である。 令温停止の現在の水位低下の位置もこの先何処まで下げられるかだ。 破壊された格納容器の補修作業への調査が最優先事項だ。事故収束に欠くべからざる問題である。 原子炉がこのまま循環令温停止に向かい安定しても、格納容器補修が間々ならず、冷却効率が低いならこの先、5年から10年間は原子炉燃料の回ははじめられないと予想する専門家もいる。 現在の作業調査状況では強ち方法が見つからない事を先送りしている。 見通しが無いので調査しない、現実逃避の先送りではないか。 チェルノブイリ方式の石棺の選択はで出来ないが、選択の中にはある。
by idtaka3
| 2011-07-25 01:59
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