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ナジャフ聖地侵攻・国内政治も

イラクイスラム・シーア派聖地を米軍戦車が墓地へ侵攻する。ナジャフのムクタダ・サドル師のマフディ軍へ包囲網から中心部へ殲滅作戦へ打って出た。
イマーム・アリ聖廟が銃撃で破損した事は、同は全体に対する重大な施設破戒行為となりイラクシーア派全体に、虐待問題なみの強い反感となる。(伊勢神宮とか靖国破壊以上)キリスト教徒の現場軍人には理解不可能なただの戦略施設だ。政権移譲への焦りか、強行の行き過ぎが招く先のイラク人の怒りを理解しない指揮系統、占領統制が効かないのか黙認か。交渉までの攻勢で一線を超えた。
ウルフォウィッツ米国防副長官の上院軍事委員会で捕虜虐待をジュネーブ条約違反行為と見解した。国防長官まで責任を組織追及で糾せるかな。

外交官殺害事件の外務省報告「テロの可能性が高い」が不に落ちない。
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米軍誤射説への「目撃情報による襲撃者の軽機関銃と米軍が携行している銃器が異なる」警察庁の検死解剖の結果や体内にあった筈の弾丸は如何した。米軍が収容した時の検査報告書の等不明で、更に日本に戻した車が低い射撃とは報道はあったが、これでは正確な情報の開示では無いだろう。
これは曖昧な仮定報告だ。誤射疑問が残る。

小泉首相の訪朝は又拉致被害者で美味しい支持率稼ぎの隠し玉とっておいた。
おまけのやはり未加入問題と抱き合わせ、お中元には早いが参議院選には足慣らしだ。何人連れ戻せるか、消息が解明されるか期待はする。(小沢民主は手強い)あとはピョンヤン宣言の確認だけで終わり。

六カ国作業部会の協議はすったもんだで北に押しやられた。
朝鮮戦争の停戦条約を持ち出し、(まだ停戦状態で終戦してない)連合軍(アメリカ軍)と、北朝鮮軍・中国軍が当事者で(韓国は条約外)平和条約を結ぶ事が先決と昔の証文を持ち出した。不可能な多義な問題と作業時間が必要だ。
北の体制は長い目で見れば消えてなくなるが延命は必死で中国が黙認している間は何とか今のままだろう。崩壊は金正日しだいだが、軍と党が後継者を担げばまだ持つ。後は核とミサイルだけが命だ。東ヨーロッパの崩壊の様な綻びが韓国や脱北者など更に市場経済の進展で起きれば少しはあるかも。
軍より生活へ力が移れば可能性もある。

有事法制と関連7法案も三党合意で衆議院を20日通過する。(何だかな)
核と弾道ミサイルのない朝鮮半島統一は日本の防衛上最大現な問題だが長期的に見よう。数十年のスタンスで可能となる筈の無理ない結論を導き出したい。
中国との安全条約・ロシアとの安全条約など・アジアの包括的平和に立つ多国的条約も必要。
by Idtaka3 | 2004-05-15 02:52
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