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暫定政府の選挙固め・国防省は撤退を模索か

暫定政府の与党勢力が1月選挙に向けて統一候補名簿を作成している。
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8月の国民大会議で暫定政府を審議する目的の諮問評議会メンバー選出も名簿が作成され無投票承認と「権力の独占」が米軍の指示でなされた。
全国単一の比例代表制の代表が自由に多数連立する事無く事前に協議された候補しかでない。
名ばかりの選挙になる懸念が早くも見えて来た。
占領体制の道具で出来た暫定政府は更に暫定から正式な政府になる。
短期間に与党の談合で人員を固め確実に勝つ選挙策戦だ。
米国は都合が良い政権ならどんな政権でも良いのだ。
フセイン政権もイラク牽制に軍事援助したし、パキスタンの大統領が核保有してもアフガン戦略で黙認だ。
イスラエルの軍事行動もパレスチナテロ戦争と容認している。
先制攻撃はみな自国の有利な判断で出来るなら、戦争は永久に繰り返す正統な理由だ。
報復と抑止力に究極は核保有だ。
盾と鉾の矛盾だ。

米国軍の死者は増えている、頻発する攻撃の激化と広範囲に広がっている。
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米軍の国防省ラムズフェルド長官は撤退はイラクが完全な平和な状態までとは限らないと犠牲の増加と見えない目標に捕らわれない、現実的な撤退を拘束する要件とはしない。
米軍はファルージャに爆撃を繰り返すが、大規模な掃討作戦の実行を計画との事だ。
治安維持に復興費用を使い更に復興は長引く事が治安を悪化させる要因となる。
イラクにつぎ込んだ金の回収も必要な利権確保の為に操縦できる政府が必要だ。
戦争に反対したフランス、ドイツ、ロシアなど旧政権の権益国が狙う。
政治的な犠牲の果てに戦争が遂行される。

自衛隊がイラクに派遣され駐留しているのも、小泉政権の政治的判断と決定による。
反対の民意が多数だったが、派遣先行と事後の選挙結果に政治的な承認を与えた。
無投票は投票の権利放棄で結果に対し無制限の承認を与える事だ。
民主主義の論理的な多数決原理の必要決定方策だ。
by Idtaka3 | 2004-09-27 02:37
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