経産省・原子力安全保安局は水素爆発は想定外だったと認める。
原子炉と原子炉格納容器は窒素を装填している。格納容器から水素が漏れない設計になっている。 安全審査で水素が漏れたときの設計上の手当てはされてない。 リスクマネージメントの基本が無い安全対策。事故が起きないから安全ではない。 起きてからではもう遅い。想定外それを言ってはお終いだ。 1-4号機で吹き飛んだ建屋に水素放出用の喚起が有れば防げた水素爆発だ。 水素爆発を事前に予期して建屋に穴を開けていればこれも水素爆発は防げた。 ベントの遅れ、海水注入の遅れ、4号機燃料プール危機想定外連鎖問題は、1-6号機の燃料プールは機器が連鎖する。 東電は原子炉運転が専門、原子力安全保安局は監督監査の専門である。経産省・原子力開発機関と同じ組織機関である。 事故の緊急時態に臨機応変に状況判断できる機関は無いのが日本の原発の現状なのだ。 外部のリスクマネージメント機関で無ければ建設利益リスクは排除される。 建屋水素爆発の危機リスクに対して不認識と重大な爆発と結果の惨状。 阻止する決意の欠如だ。自衛隊ヘリでの建屋破壊など強行手段は幾らでもあった。 政府の超法規的判断が必要な非常時だ。 経産省・原子力保安局は組織解体が必要だ。 経産省・原子炉建設同一組織から分離独立する。 また内閣府・原子力保安員会は保安局指導の機能不全で形だけの機関だ。 菅首相と福島第一原発ベントを邪魔しに動向するくらいだ。 日本の典型的行政組織編制と民間利潤型組織の弊害問題が原発事故を招いた。 1ヶ月危機は継続中だ、何時安全宣言が出るか不明だ。 先が見えない、汚染水は止まらず量を増し汚染は拡大する。危機は去ってはいない。 1-4号機は、制御不能に近い、未だに原子炉内部の損傷も推測、原子炉格納庫の損傷状況も不明、配管、電気配線、ターピン建屋循環ポンプなど損傷も不明だ。 汚染水が除去されて、多少作業が出来ても、修復作業が出来るか不明だ。 仮設バイパス循環か新設循環冷却が必要になるかもしれない。 何が早いか、何か可能か、出来る事は全て最優先にする。 問題は東電と原子力安全保安局だ、民間会社の判断と行政官の責任回避癖で、大胆な決断が出来ない。 行政が遅い。 東電・協力会社350人から450人ぐらい、免震棟から制御室など作業へ出る。 20キロのJビレッジで自衛隊、消防、東電・協力会社が待機要員と第2原発で待機要員が出向く。 100か200人位だろう。 24時間3交代で、少なくとも1200人体制は必衰だ。 4000人から5000人が全体で勤務していた。 水素爆発で50人近くまで非難退避した。 初動体制に問題が有った。 政府は必要な機材人材組織をフルる活用していない。 海外からの援助も拒否していた。多少米軍に頼んだぐらいだ。 情報の隠蔽体質が問題だ。 東電・原子力保安局・枝野官房長官・会見食い違う。 東電と。原子力保安局は同席で情報を出すよう指摘も無視する。 解決できない組織の問題が指摘されても改善しない。 炉心融解は進んでいる予測だ、2号機は原子炉に亀裂か穴の可能性がある。 さらに2号機には原子炉格納庫にも亀裂の可能性がある。高濃度汚染水が流れ出ている。 冷却循環システムの、水は亀裂からもれ循環できない。 高濃度汚染水が流れる亀裂を塞ぐ作業は人間には出来ない。密閉作業用ロボットが必要だ。 水は入れなくては危険だ。
by IDtaka3
| 2011-04-09 00:51
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