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家族の気持ち

福岡市支援会で叔母が、「命があと数時間と思うと、居ても立ってもいられない」
「私たち家族は(香田さんの)行動が軽率だったと思っている」
「私たちにとって大切な家族です。この気持ちが犯人側に伝わってほしい」
拉致から殺害された、国々の家族達の焦燥感と苦しみが既にある。
テロの要求と政府の拒否で、身内の殺害という事実を、受け止め無ければならない。
父、真澄さんは、アルジャジーラ東京支社の衛星TV録画で開放訴える。
「証生は、自衛隊のイラク駐留や米国の政策を支持している訳ではないことをわかってください」
「イラクの人々に同情したから、イラクへ行ったのです」
出来る事は何でも、絶望的な僅かばかりの時間との戦いでもある。

開放は手詰り感が
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イスラム教スンニ派の組織「イラク・イスラム聖職者協会」も「今回は犯人がどのようなグループなのかも皆目わからない」仲介を断念している。
「イラク全国部族協会」は「今回は接触さえできず、解決は非常に困難だ」
日本側の動きが消極的で、対応が表立った犯人グループへ呼びかける声明のしょうがないと云う。
またアンマンに対策本部で外交方策ばかりで期待できない。

市民団体「ピースボート」首相官邸前で撤退開放デモ。
スタッフをアンマンのアルジャジーラに生出演予定で、自衛隊撤退の日本人感情の立場で開放を訴える。

間もなく、期限の48時間になろうとしている。
次のコンタクトで願わくば香田さんが生きている事を願うばかりだ。
待つ時間が身内には限りなく辛い。

24日に、バクダッドのバス停でアンマン行きに乗ろうとした香田さんが、乗車賃が足らずに乗車できなかった。
無計画の謗りを受けるだろう。
無思慮な若者が僅かばかりの金銭で起きた結果なら。
遣り切れない事だ。

身内の願いが届く事を思うばかりだ。
by Idtaka3 | 2004-10-29 02:17
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