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福島第一原発事故 作業の無い・工程表

(1)原子炉の冷却
窒素封入・冷却状態の安全性確認/炉心状態の解析
   冷却方法の安全性及び環境影響確認       冷却状態の監視
建屋モニタリングのためのロボット導入支援
   原子炉建屋開口部開放に際しての環境への影響評価

(2)使用済み燃料プールの冷却
無人ヘリの活用・プール内サンプリングの促進
使用済み燃料取出・移送に関するプランの検討
代替冷却設備の安全性確認   代替冷却設備の設置・運転状況の監視

(3)放射性物質で汚染された水(滞留水)の閉じ 込め、保管・処理・再利用
水処理システムの水収支バランスの確認/監視
高レベル汚染水処理システムの導入支援/安全性確認
集中R/W建屋への高レベル汚染水移送の安全性確認
  高レベル汚染水貯蔵タンクの安全性確認
    建屋内の汚染水の排除・処理状況の確認
メガフロート導入・移送の円滑化支援
              海水淡水化設備安全性確認
(4)地下水汚染の拡大防止
     地下水汚染拡大防止対策・設備・実施状況の確認
     地下水遮蔽工法の確認
(5)大気・土壌での放射性物質の抑制
    飛散防止剤の検討・導入支援
    原子炉建屋カバリングの設計・導入支援/安全性確認    
    がれき撤去のためのロボット導入支援
(6)余震対策
    津波対策の確認 津波対策実施状況の確認
    4号機プール健全性、補強方法の確認
    多様な放射線遮蔽対策の確認
(7)作業環境の安全確保、生活環境・健康管理の改善
     線量計・防護服等の情報収集・導入支援/作業員の被ばく、作業安全の管理体制の監視
     作業員の生活環境改善のための検討促進/健康管理の強化・管理体制の確認

(1)原子炉令却作業に関する具体的な内容は無し。
原発事故で最重要作業が原子炉令却だ、他は付随時次項である。
事故から2ヶ月以上が過ぎ、工程表1ヶ月検証が同じ無内容では東電及び政府に重大な監督責任がある。
絵に描いた希望で、基本項目の具体性が無い空の工程表だ。

工程表の発表に合わせ前日に、事故に関する膨大な資料を公開した。
事故調査委員会に必要な現場資料だが大量に公開されず、メルトダウンなど多くに現実データーが隠匿されていた。

電源喪失から状態把握のミス、判断の遅れ、誤操作、数々の失敗がある。
水素爆発の破壊力とメルトダウンが起こる。
1号機から3号機2号機と更に4号機の停止原子炉建屋までが破壊する。
高濃度放射性物質を大量に広範囲に拡散させる。高濃度に汚染した瓦礫の散乱。
原子炉の危機回避に、水を原子炉に注入と燃料棒プールに注水する。現在の此れからも常に行う。
その為に原子炉の溶融燃料を通した水が破損箇所から漏れ出ている。
この穴の開いた原子炉のざるに循環冷却システムを構築する工程らしい。
補修の為の調査や点検も確認すら行わず諦める。見当違いの水棺に何週間もかける。
目標に対してトライする事を初めから回避している。
メトロダウンを当初から認識して事前に回避したのだ。

10万トンを遥かに超えている。津波で溜まった水も混ざる。(トンタービン建屋、トレンチ初期の水)
現在13万トン位有るのではないか。
1号機が水棺失敗で原子炉建屋地下に3000トン他に流れ出ている。
数千トンの水を把握できない、格建屋の立方体の免責と水位で総量を出す。
神奈川のフロートが今頃名取港にまた点検、1ヶ月に3-4万トンの汚染水が増えている。
6月中頃には16万トン近くなるだろう。以前予想通りに汚染だけは進んでいる。
8月末頃には20万トン近くなる。東電は年末頃だと。

水棺の補助的な2次作業だが此れも1号機2号機でだめ3号機も恐らく駄目だ。
本格的に循環冷却システムに入る前に早く出来る水棺が失敗に終わる。
メルトダウンの規模も不明で更にメルトスルーとなると可能性も有る。
原子炉から溶融した燃料が原子炉容器の穴から下の原子炉格納容器へ流れ落ちる。
更に進めば原炉建屋床コンクリートに落ちる。多量の水がある。

推測でしかない、何も調査されて無い現状に問題が有る。
状況は厳しいデーターが有る。実際の調査無くしては対策が打てない。
なぜ何もしないのか。なぜ出来ないか。ロボットの活用が不十分だ。
多様な機材と人材を投入するのが政府の責任と役割だ。
東電には限界が見えている。監督官庁の原子力安全保安院は監督権限範囲でしか動かない。
司令塔が居ない。
東電は債権放棄発言に反発するが、東電の存続性は最早無いに等しい事が解かっていない。
単なる原発事故に留まらない、数ヶ月でも終わりが見えない現実。
地震と津波で被災し、難を逃れても、原発事故で家を終われ、職を失い畜産の牛豚鳥を捨て何時帰れるかも解からず。今も計画避難を迫られ立ち去る。
出荷制限、は日増しに広範囲に広がる。風評被害は経済を萎縮させる。
補償は未だ未定だ何処までかも諦めが交る。観光業他業種に及ぶ。
静岡等のお茶や関東から東北全域の牧草が汚染せて放牧と収穫の自粛要請だ。
広域で安全が見えない。
by IDtaka3 | 2011-05-18 03:05
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