人気ブログランキング | 話題のタグを見る

福島第一原発事故 再臨界発言を虚偽否定

○福島第一原子力発電所
・2号機について、燃料プール冷却浄化系から使用済燃料プールに淡水(約56t)を注入(5月22日13:02~14:40)(13:04~14:03にヒドラジン約1.0m3を併せて注入)
・4号機について、コンクリートポンプ車(62m級)により淡水(約130t)を放水(5月21日16:00~19:56)(16:23~19:00にヒドラジン約0.4m3を併せて注入)
・6号機のタービン建屋地下溜まり水(約80m3)を仮設タンクへ移送(5月21日14:00~18:00)
・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ11個分)を撤去(5月21日9:00~16:00)

班目氏発言「再臨界、ゼロではない」と政府訂正。
「首相から再臨界の可能性を問われ、『可能性はゼロではない』との趣旨の回答をした」と改めた。
再臨界の問題が注入中断に影響した可能性に変わりはない。

官邸で協議内容は記録の開示は無くとも、官邸が虚偽の発言を容認する事は出来ない。
斑目原子力安全委員会委員長の「原子炉再臨界が起きる」助言が官邸協議された。
斑目委員長はTVに完全否定したが、官邸は事実を隠仕切れずに訂正する。
斑目原子力安全委員会委員長は不適格者であり、即刻辞任するべきである。
助言ミスで能力不足の責任は有るが、問題は虚偽隠蔽行為だ。

東電は22日、福島第一原発の2号機に続き、1、3、4号機の燃料棒プールでも、冷却水を循環装置を設置する。
2号機は23日から資材の搬入を始め、今月末には稼働予定。
1、3号機は6月下旬、4号機は7月中旬の完成を目指す。
1~4号機のプールは冷却システムが故障し、燃料の余熱で水が高温で冷却機能が不十分だった。
燃料棒の数が多い4号機などでは、水温がしばしば90度を超えた。
建屋のコンクリートは65度以上の高温に長期間さらされると劣化が早まる。
燃料棒をプールから取り出すまでは数年間かかるため、新たな冷却装置が必要になった。

1-3号機の原子炉圧力容器と原子炉格納容器は破損している。大量の汚染水が流れるままだ。
メルトダウンで現状は大まかな循環冷却システムしか出来ない。
損傷部分の修理は汚染の危険で実行できない。2号機では大量の高濃度汚染水に水没している可能性も有る。1号機と3号機で同様な状態の可能性が有る。
ロボット調査でも、まだ破損箇所の特定を確認も出来ていない。
原子力建屋の1F調査だけだ、地下は汚染水没で危険で,2F上階も調検査だ。

燃料プールは上階にある。
外部別建屋屋上に令却システムを設置して、燃料棒プールから配管を引きプール水を令却循環させる。
汚染濃度の浄化が問題になる。程度が低ければ水を今まで道理放水することで薄まる。
温度と蒸発が減れば残る水が減らない同じ水の循環では、濃度が増す分は除染の問題も必要なる。
汚染線量の調査と分析が必要だ。安定がどの位確保できるか基準が求められる。
by IDtaka3 | 2011-05-23 02:44
<< 福島第一原発事故 1-3号機ま... 福島第一原発事故 不可解な現場... >>