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福島第一原発事故 子供の未来に答えない政府 

福島第一原子力発電所
・1号機について、電源切り替えのため、原子炉格納容器への窒素封入を一時停止(5月25日9:14~9:18)
・2号機について、電源切替作業に伴い、タービン建屋トレンチにある滞留水(高線量の滞留水)の集中廃棄物処理施設への移送を一時中断(5月25日9:05)
・3号機について、燃料プール冷却材浄化系を用いて使用済燃料プールに淡水(約100t)を注水(5月24日10:15~13:35)(10:20~12:56にヒドラジン約0.8m3を併せて注入)
・3号機について、移送ライン及び建屋の点検のため、タービン建屋地下の溜まり水の集中廃棄物処理施設への移送を一時中断(5月25日9:10)
・6号機のタービン建屋地下溜まり水(約400m3)を仮設タンクへ移送(5月24日9:00~19:00)
・6号機のタービン建屋地下溜まり水を仮設タンクへ移送開始(5月25日9:00)
・放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を不燃物処理施設周辺、協力企業ヤード、事務本館周辺、正門付近、展望台の約8,750㎡の範囲に作業員が本格的に散布(5月24日9:30~13:00)
・放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を、無人クローラーダンプにより、2,3号機タービン建屋東側の約6,000㎡の範囲に本格的に散布(5月24日11:00~14:00)
・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ2個分)を撤去(5月24日9:00~16:00)

東電は、高濃度度汚染水の貯蔵施設について、容量の限度を5000トン程度引き上げる。
梅雨入りで地下水位が1~2メートル上昇すれば、プロセス主建屋に約4000トン、雑固体建屋にも約1000トン余分に貯蔵できるとみている。

移送先建屋の地下水の水圧に安定を計算しての安全策だが、現在溜まる大量の汚染水は、2度に渡り海に流れ海水汚染をしている。
1-4号機まで複雑で原子炉建屋4機から溜まり流れる。
4タービン建屋とそれに繋がる4トレンチトンネルも一杯に近い。何時また何処で溢れ出るか解からない。汚染水の量も多く、被曝の危険がある。
破損の確認は事実上出来ていない。

本来は補助的な水菅の循環冷却システムも穴開きで断念する。
汚染水の溜まり水を建屋事の循環令却システムにさらに選択肢は無くなる。
汚染水はこのまま数ヶ月放置される事が決定した。
10数万トンの汚染水を如何に除染縮小するかが課題となる。
原子炉圧力容器の穴と原子炉格納容器の穴を塞ぐ事が大事だが方法が調査出来ていない。
原子炉停止まで3年以上かかる。この状態での令冷却を如何に最小の規模に戻すかが問題だ。
方向性が未だに見えない工程表に見出せない。
政府は意図的に、肝心の部分を隠している。

原発事故調査委員会の人選が政府で進むが、震災復興委員会と同じ政府の増税絡みの思惑で、組織編制が透けて見える。
野党の国会内議会に委員会を置く事が妥当だ。
菅首相も政府組織も隠蔽絡みに塗れているところに委員会など相応しくない。

斑目原子力安全委員会委員長の「爆発は無い」の数時間後に水素爆発があり、混乱する官邸協議で海水注入に、再臨界発言で有ると助言から、「ゼロではない」は「ゼロの事だ」と言い逃れる。辞める気はない。

菅首相はフランスG8サミットへ震災復興と原発事故問題を世界にアピールして国際協調を安全をキーワードに点数を稼ぐ勘定だ。

福島県内の学校や幼稚園・保育園に公園などの、2マイクロシーベルト問題に抗議する文科省へ交渉するが取り合わない。
福島県独自で土壌の除染撤去なども有るが、国は菅首相の決定に揺るぎが無い危険性を容認する。
此れも原子力安全委員会の助言を根拠にしてた決定だ。
放射能汚染は補償の範囲を決定する基準になる。汚染基準地域内が補償対象でその外は損害の対象外となる。
20キロ避難地域の避難民に仮払いは出るが圏外の避難民は対象外である。
補償は法的根拠で支払う原則で危険度よりもし払い額心配している。
安全範囲が危険でも手をつけない子供の内部被曝は大人の数百倍になる。

デタラメ委員長と菅首相の辞めない頑固さにはあきれる。
by IDtaka3 | 2011-05-26 02:10
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