東京電力は8日、福島第1原発1、2号機の中央制御室の照明が同日午後2時20分に停電によって消えたと発表した。
2号機では計器類が確認できない状態になったが、停電は約3時間後に復旧した。 原子炉への注水には影響なかった。 午後2時35分、2号機タービン建屋地下にある電源盤の機能が停止しているのを確認。 敷地内の放射線量のモニタリング機器2台も同49分にはデータの伝送が止まった。 電源盤は午後5時32分に復旧し、モニタリング機器の測定は同50分、窒素注入は同54分に再開した。 停電の間、2号機原子炉の圧力や水位などのデータが確認できなかった。 細野豪志首相補佐官は「多重な電源の確保に努力するよう東電に要請した」 停電が起きる可能性は常にある、事なきを得た。3時間は長い決して見過ごせない時間だ。 原子炉圧力容器の注水が停電で途切れたら危険な事だ。 窒素注入は水素爆発を防ぐ目的で、危険な状態は避けねばならない。 3ヶ月で安定して東京本部では現場感覚の危機感が足りない。 東京原発対策本部の重要な指示スタッフは現場に交代で派遣する事が必要だ。 問題が起きてから東電に指示では遅い対策本部が対策出来ていない。 現状把握が不十分で、東電任せに限界がある。 東電は7日、爆発で損傷した福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールで補強工事を始めた。 6月中旬をめどに組み立てる。7月中旬をめどに補強用の構造物を完成させる。 補強工事が終わり次第、循環式の冷却装置を稼働させる。 燃料棒プールの循環令却システムの目途が実現へ何とか向かう。 2号機2重扉開放の準備をする。作業する環境には被曝線量を下げる為に必要だ。 原子炉建屋とタービン建屋の接続部にある二重扉を今月後半にも開放する。 作業員が入れる作業環境の構築が求められる。 温度と湿度が未だに下がらない密閉状態だ。 大連立の機運がまた急に政権の綱引きで萎みかけて来た。 東北復興大連立以外の思惑が各政治家に働く事で身動きが出来ない。 菅首相とそれでは五十歩百歩だ。
by IDtaka3
| 2011-06-09 03:22
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