東電福島第一原発事故現場作業員の死亡
東芝(本社・東京都港区)の協力企業から派遣され東京電力福島第1原発事故の収束作業中に心筋梗塞で死亡した男性作業員の遺族が、「発症は短期間の過重業務が原因」として週内にも労災を申請する。 同原発事故の収束作業をめぐる労災申請は初めてとみられ、労働基準監督署の判断が注目される。 東芝からみて4次下請けにあたる御前崎市内の建設会社の臨時雇いだった。 集中廃棄物処理施設の配管工事などを担当し、5月14日午前6時50分ごろ、特殊のこぎりを運搬中に体調不良を訴えた。福島県いわき市内の病院に運ばれ、午前9時半過ぎ、心筋梗塞での死亡が確認された。 東電、東芝から見舞金や補償は支払われていない。 労災申請について東電は「(大角さんの死と)業務との関連性は高くないと考えている」と話している。 東芝広報室は「労働と心筋梗塞との因果関係は不明で、今の段階では労災だったかどうかは判断できない」としている。 孫受け派遣作業員が心筋梗塞で死んだ事実に責任は認めたくない現われだ。 東電や東芝の正社員なら認めざるを得ない筈だが孫受け派遣ならかまわない。 明らかに過酷な現場作業だ、医師が不在で搬送に2時間では心筋梗塞では助からない現場だ。 東電・東芝は、余りにも死亡者に無責任な態度だ。 作業員の大半が東電の協力企業でありさらにその下請け孫受けの派遣が殆んどだ。 現場作業員を軽んじる現われだ。 原発事故の過酷現場作業を担い死亡した人への仕打ちが嘆かわしい。
by IDtaka3
| 2011-07-12 04:07
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