東電の松本純一原子力・立地本部長代理は、17日に期限を迎える工程表ステップ1では原子炉や使用済み燃料プールの早期安定冷却を優先させた。
ステップ2では原子炉の冷温停止と冷却装置の信頼性向上、放射性物質の放出防止強化に取り組む方針。 タービン建屋地下などにたまった大量の汚染水処理にめどが付いた段階で、配管が短いシステムに切り替える。 原子炉への注水量を増やし、炉水温が安定して100度を大幅に下回るようにする。 1号機から原子炉建屋を覆うカバーの建設を準備。 原子炉建屋などを囲む形で構築する地下遮水壁の基本設計も進めている。 工程表ステップ1が何とか達成したと評価して、工程表ステップ2に移る。 本来の原子炉圧力容器の水棺での循環冷却システムからは遥かに異なる。核燃料メルトダウンから穴がメルトスルーして原子炉格納容器をも破損此処でも水棺は出来ない。原子炉建屋地下から繋がる汚染水をタービン建屋、トレンチのさらに緊急移動した汚染水全体を循環冷却として考える。 12万トン位に拡大した膨大な量の汚染水問題が作業を阻む。 原子炉の状況も高濃度汚染水に沈んで確認が出来ないで諦めている。 原子炉圧力容器の破損と原子炉格納容器の破損修理は不可能と諦め問題すらならない。 1000億円の費用が掛かると、東電が避ける原子炉建屋の地下遮蔽水壁建設を、政府が推進する理由は、原子炉がチャイナシンドロームの危険性を十分把握してる。 地下から高濃度汚染水が海に流れる情報を感知しているのではないか。隠蔽され原子炉部分には触れない4ヶ月間放置したまま問題にしない。話題にすらならない不思議だ。 賠償費用は東電が賄いきれない負担は国民の税金か電力料に圧し掛かる。 通常原子炉廃炉に1-4号機で6000億円ー8000億円掛かる。福島第一原発事故対応費用だけでどれ程実費が掛かったのだろう。 損害賠償仮払いなどは別の話だ。 工程が順調などとは誰も思わない。 牛肉の汚染が広がる。魚の被害は間だ是からだ。 損害賠償の法案と方法が論議されている。債務保証で資金を出す政府と各電力会社。 東電は、株主総会で大株主法人と社債保有法人債務保証が大前提で終わる。 東電は実質破綻している企業だ、債権放棄だけは避けたい債務法人に政府が配慮している。 福島県での原発再開は不可能だ。東電の国営保有化と発電送電分離問題に着手する。 債権放棄は必要なら当然行う。東電の責任は総て政府が引き継ぐ賠償も引き受ける。 東電のリストラから発電施設を売却する。 送電施設を各電力会社から分離させ、統合合併させて東西2社位に絞る。 法的な問題をどうクリアーするかだ。 一時国有化がいいのではないか。
by idtaka3
| 2011-07-17 03:20
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