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福島第一原発事故 処理基準と目標・現地で協議会・事故招き開発  

○東京電力(株)福島第一原子力発電所
・2号機について、原子炉注水量が3.4m3/h まで低下したため、3.8m3/h に調整(8 月19 日15:30)
・3号機について、原子炉注水量の調整作業として8.0m3/h から7.0m3/h に調整(8 月20 日13:00)
・4号機について、使用済燃料プール塩分除去装置の試運転開始(8 月20 日10:24)。水処理装置の蒸発濃縮装置に異常警報が発生したため、塩分除去装置を停止(同日10:42)。その後、塩分除去装置の試運転再開(同日11:08)。装置に問題のないことを確認し、本格運転を開始(同日11:34)。
・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ4個分)を撤去(8 月19日8:45~15:00)
・水処理装置については、2系列運転の準備を実施した上で、第二セシウム吸着装置を除く水処理装置を起動(同日15:44)。流量安定(同日15:54)の後、第二セシウム吸着装置B 系を起動(同日19:33)。定常流量に到達したことを確認し、並列運転を開始(同日19:41)。
・水処理装置の蒸発濃縮装置入口側配管交換作業に伴う蒸発濃縮装置停止のため、バッファタンクにろ過水タンクからろ過水を補給(8 月19 日14:26~19:00)

東芝製の新装置「サリー」で、放射性物質の濃度が約5万分の1に減った。
放射性物質のセシウム137は、処理前の1立方センチあたり130万ベクレルから同23ベクレルに減少した。
集中廃棄物処理施設のうち一つの建屋にたまった汚染水を単独で処理している。
予定通り1時間あたり25トンを処理しており、順調にいけば9日間でこの建屋にたまった汚染水が全量処理できる計算だ。
21日から3号機タービン建屋にたまった汚染水を引き込んで処理する。

3号機タービン建屋から汚染水を処理を期待したいが、各予定水位を下げる目標設定らしい。
増水で溢れる危険回避水位である。各建屋やトレンチが破壊や配管など亀裂で連絡汚染水が浸透しているままだ。水位はある程度連動している。循環システムで絶え間なく除染水を注いで汚染水に戻りまた建屋やトレンチに流れ来る。循環システムの壁を何処でどのように構築する補修に取り掛かれるかが問題である。

平野達男復興担当相は「原子力災害復興再生協議会」の初会合を27日に福島市で開くと表明した。
平野氏や細野豪志原発担当相、片山善博総務相、佐藤雄平福島県知事らが参加し、避難住民の生活支援や除染対策、損害賠償に関する特別法制定など幅広く協議する。

原発事故関連問題の協議会を福島で行う意味合いは内容に関係は無い、サポートする官僚の同行と下準備が肝心だ。意見交換会では困る。行動目標の設定が必要だ。設定目標に必要な法設定が求められる。
予算と実行する行政サービスの福島県側の組織職員と政府の関わりが適宜迅速に対応が常に求められる。
福島県各市町村に行政被災で稼働しない部分の補助問題だ。
政府各省庁の無関心さが度々問題になる。
地方自冶体の破壊建物の取り壊し撤去は全くなされない。撤去費要は100%近く国が負担補助と決まったが冶自体建造物は除外された。
市町村庁舎に警察、消防、体育館、市町村会館、小中高学校施設など、各管轄省庁は放置予算を出さない。官僚が動かない有りえない怠慢さは、民主党管政権の官僚排除て停滞が招いた政治指導の弊害だ。

TV報道で原発福島第一原発開発時の宣伝映像で、元は30メートルの断崖面を20メートル削りさらに堀上て原発を建設する。高台を切り開き自然を開拓した事を強調している。自分の首を絞めて自慢していたわけだ。
東北電力女川原発は東北地元で、貞観地震の津波を想定して建設に辺り高台を選択している。
東京電力会社は東北の貞観地震の提言を無視して対策を不要とした。政府原子力安全委員会と原子力安全保安院も以下同じだ。
by IDtaka3 | 2011-08-21 03:16
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